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「期間を限定して部屋を借りたい」短期賃貸借の種類とは?

〇か月だけ部屋を借りたい、可能?不可能?

タフトでは毎月たくさんのお部屋に関するご相談をいただきます。その中でも多くの質問をいただく案件として、「短期賃貸借」がございます。

例えば、

  • 工事期間の間だけ、従業員が部屋を必要としている
  • 長期出張で5か月くらい滞在する
  • 家の建て替えで半年くらいの引越しが必要
  • 冬の間、スキーを楽しむために1か月くらい借りたい

上記のように期間限定で部屋を借りたいというニーズは多岐にわたります。しかし、そのニーズとは裏腹に短期間で借りられる部屋は決して多くなく、探す方々にとっては苦労することになります。

そして、困ったときのタフトにご相談いただく(とってもありがたいことです)…このような流れになります。私達は皆さまの「こまった」を解決するスペシャリスト。見出しの可能?不可能?は当然ながら「可能」にします。

まずは短期賃貸借の種類・分類をチェックしながら、どんなものがあるのか?どのような方に向いているのか?というポイントを確認してみましょう。

奥の深い短期賃貸

初めに、短期賃貸というカテゴリーを細分化してみましょう。

  1. 賃貸住宅、公共住宅
  2. マンスリーマンション 
  3. ホテル 
  4. 民泊

また、短期賃貸の場合は下記のような需要によって選択肢が変化します。

  • 家具家電が不要(①住宅建替えの一時住まい)
  • 家具家電が必要(②寝具等は自分で用意できる)
  • すべてそろっていて、面倒ごとを避けたい(③ホテル、④民泊)

例えば、住宅建替えで一時的な住まいを探すときは当然現住居の荷物を運び出す必要があるために、賃借先の家具家電などは不要です。それでは、一つずつカテゴリーの内容を見てみましょう。

①一般住宅と公共住宅(UR)

①は一般的な賃貸物件を一時的に借りる、といういわゆる代表的な「短期賃貸借契約」です。同じ賃貸物件の中でも、URなどの公共住宅も存在し、通常借りるという選択肢においては複数に分岐します。

UR賃貸WEBサイト

一般的な賃貸と公共賃貸の違いは、短期解約違約金が発生するかしないか、ということが大きく分けられます。また、仲介手数料や清掃料などの諸費用もURは発生しないため、非常にリーズナブルと言える選択肢です。

ただし、北海道においては供給が少なく、札幌では中央区や北区は存在しないために借りることができません。また、審査も独自の基準がありシンプルではない点、建物自体が老朽化しているために居室リニューアルによっては古さを感じるなど一般賃貸を選択肢から外してしまうことは尚早です。

例えば、一般賃貸の諸条件を緩和(交渉)して、違約金を外すなどして費用の軽減を図ることも物件によっては可能です。また、URの大きな弱点としてはペット飼育物件が非常に少ないことが挙げられます。このように、条件に合わせてしっかり比べることが重要です。

②マンスリーマンション

マンスリーマンションは家具家電が予め設置されていることが多く、短期賃貸借を希望する方にとって最もスタンダードな形式です。皆様もご存じのレオパレスが代表されますが、最近は地元企業による一般賃貸物件をマンスリー化して貸し出す動きも活発になり、以前よりも選択肢は増えています。

マンスリーマンションは以下のような性質に分岐します。

  • 数点程度の家具家電の設置
  • 家具家電は一通り設置してあるが、寝具だけは持ち込みが必要
  • すべてが備わっており、ホテルと同様の品質である

また、契約金において仲介手数料・敷金礼金不要という記載があるものの事務手数料・保証金が発生するケースもあったり、マンスリーと謡いつつも3か月や6か月以上の契約が必須であるなど、独自の契約形態を持ち合わせることもあるために契約内容に関してはよく確認する必要があります。

最近ではマンスリー賃貸のバリエーションも増えてきました。例えば、シェアハウスのようなタイプのノースステイ札幌北のような各個室に加えて共用大型リビングや共用シャワーブース・バスルームを備えたタイプのマンスリー賃貸。一般の方はもちろん、室数が多いために工事関係者が近隣で一時的に工事をする場合の一括借り上げに最適です。

一般賃貸よりも手軽に、ホテルよりも格安に。こういったケースでマンスリー賃貸は最も有効な住居となります。

③、④ホテル・民泊

短期で拠点を探す場合、ホテルや民泊も選択肢に入ることは意外と知られていません。特に「アパートメントホテル」と呼ばれるタイプのホテルはミニキッチン、洗濯機を備えており長期滞在に最適です。民泊も同様で、こちらは単身~ファミリーなどある程度の人数にも対応することが可能です。

そして、最大のメリットはそのシンプルな契約形態と支払い方法。当然ではありますが、ホテルであれば契約は不要なので多大な書類にサインすることも、様々な必要書類を集めることも不要。もちろん保証人も緊急連絡先も不要です。賃貸では必要だった事務手数料、清掃料、使った分だけ加算される水道・電気・暖房費も全て宿泊料に含んでいます。

北海道特有の水道管凍結とも無縁であり、ごみ捨てで頭を悩ませることもありません。何より、駅から近いホテルが多いために立地に関しても申し分ありません。退去はさっと鍵をフロントに返却して完結します。

強いて言えばコストが高額になりがちなこと、そして連泊に対応できないことがあるということが挙げられます。GWや正月など長期連休を挟む場合は既に予約が入っていて別の場所に移動しなければならなかったり、休日料金が加算されるために長期にわたる滞在の場合はアパートメントタイプのホテルかマンスリー賃貸の方がコストが低くなります。

まとめ

①賃貸住宅・公共住宅…住宅の建て替えなどで家具ごと運び込みが必要

②マンスリーマンション…数週間~数か月にわたり長期化する居住

③ホテル・民泊…数日~10日程度(民泊の場合は連泊もおすすめ)

大枠でまとめるとこのような形になります。コスト面で言えば当然ホテルが最も高額になりますが、目的地からの距離やセキュリティ性、時間コストを考えると数万円程度の違いであれば他のジャンルの物件よりも良い選択になることがあります。

簡単に見えて意外と奥深い短期賃貸借契約。色んな選択肢でぜひ楽しく悩んでみてください。

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