SPECIAL TOPICS
カフェレストラン taft-Bを閉店します
約10年間ありがとうございました
2013年よりおよそ10年。2022年12月末をもちましてカフェレストラン「taft-B」を閉店することになりました。
「ココロもからだもまんぷくに」をコンセプトに、栄養・健康に気を使ったお食事を提供するレストランとして地域の皆様、道外、そして海外の方々にも多数のご来店をいただいておりました。夜は貸切営業で様々なイベントで多くの思い出が生まれ、食事を通じてたくさんの嬉しさ、喜びを感じることが出来たのは本当に貴重な財産でした。
社内での懇親会でスタッフのこどもたちに一日カフェ店員体験してもらったことなど、不動産業だけでは出来なかった世代を超えた交流も行ってきました。
始まりと終わり
管理栄養士の資格を持つ3人の学生と共にこのお店は始まり、試行錯誤しながら毎年色々な苦労と共に店舗は成長してきました。オープンから数か月は数人しか来店しないこともあり、厳しい環境をすごしたこともありましたが徐々に口コミが広がり、ありがたいことにいつしかランチは満席であることがほとんどでした。
時は過ぎ、スタッフのライフスタイルにも自然と変化が発生しました。結婚や出産、転居などによってオープニング時のスタッフは卒業することになり、現在はその系譜を引き継いだスタッフが運営を行っていました。
そして現在に至ります。実はオープニングスタッフが卒業したあたりから少しずつ「終わり方」について頭をよぎるようになりました。クオリティを維持する難しさや将来の展望を考えたときに果たして自信をもってこの事業を続けることができるかどうか、社内でも検討に検討を重ねてきました。
簡単な決断ではないからこそ、直近数か月は実際に店舗の現場にも携わりました。そこでは色々な発見があり、色々な工夫も行い、たくさんの飲食店の諸先輩方にもアドバイスもいただき、そしてたくさんのお客様の笑顔を見ることができました。
そして熟慮の結果、閉店という選択をすることになりました。スタッフは本当に頑張ってくれていて、多くの方々からお褒めのお言葉をいただいていることはとても嬉しく感じています。しかし、今はともかく、いつか本当に自信をもったお食事を提供できなくなってしまう…残念ながらそう判断せざるを得ないほどマネジメントの難しさに直面しました。
SNSにも既に公開しておりますが、一つ一つのコメントが胸に突き刺さります。これだけ愛されている店舗を閉めることに心苦しさを感じるばかりで、申し訳ない気持ちと共に感謝の気持ちが胸の内からあふれてきます。本当にありがとうございます。こうやって文字に起こしているときにも心から湧いてくるものがあり、色々な出来事を思い返しながらとりとめなく一文字ずつタイピングしています。
最後までがんばります
ありがたいことに、現在のスタッフは一人も欠けることなく閉店の日まで協力してくれると言ってくれました。残りわずかとなったtaft-Bの営業ですが、もしお近くにお立ち寄りの際にはどうぞご来店くださいませ。最後まで一生懸命、おいしいお食事とお飲み物をご提供致します。