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HOMESPECIAL TOPICS最強寒波 vs 雪国の不動産管理会社

SPECIAL TOPICS

最強寒波 vs 雪国の不動産管理会社

絶対に逃げられない戦いがそこにある

「最強寒波」というワードが世間を席巻して1か月が経とうとしています。最強というだけあって、例年に比べて日本列島全域で様々な影響を及ぼし、日々報道で各地の状況を取り上げ続けられるいわゆる「取れ高のある」時事となりました。

さて、その中で札幌はというと比較的落ち着いた状況でした。昨年は記録的な大雪に見舞われ、更にはコロナウイルスの蔓延により市中も社内も本当に大変な思いをしたために前年以上はないと考えていましたが、連日の報道に比べて雪国である札幌の話題があまり登場しないのもそれはそれで落ち着かいないという不思議な環境にありました。

積雪といえば、定期的にまとまって降り積もるものの除雪で手一杯になることもなく、こちらも穏やかな状況です。良くも悪くも暴風が続いたこと、寒波で雪が粉場を保ったことで降り積もった雪の多くが吹き飛んで散らばってくれたおかげで除雪の手間は省けています。

赤線が今年の積雪量

暴風雪で何も見えません

戦いの開始は一本の電話から

ただし、ここは雪国の本場である札幌。穏やかだった日常は長くは続くわけもなく、シーズンインを告げる「水がでなくなった」という一本の入電から本格的な戦いが始まりました。

不動産管理においては一本目の入電から間を置かずに二件目、三件目と入電があった場合は共通した理由で重大なアクシデントが発生していることが非常に多く見受けられ、今回も例に漏れずここから入電が増加していきます。

左は札幌の気温で、青字が最低気温です。右はタフトの入電管理で、ちょうど24日から一気に入電が加速したことが分かります。24日以降は全てマイナス10℃を下回り、地域によってはマイナス20℃近くまで下がったこともありました。また、日中の最高気温もプラスに転じることは一回もなかったので「凍って、融けなくて、更に凍る」のサイクルによって水道凍結トラブルは加速していきました。

また、降雪の少なさに加えて暴風とも言える強風が配管に強く影響することもあって、水を凍らせる環境は抜群に整った状況でした。

一進一退の攻防

水道配管凍結の入電が多くなるにつれ、解氷作業にあたる作業スタッフも予約で手一杯になります。こうなると予約だけで数百人待ちになることもあり、翌日~3日後まで対応が先になるというアナウンスをせざるを得ません。

ただ、実際には室内を温めたり、自然に解氷されることで問題が解決されることも多いため、予約の半数近くは実働せずに対応完了することになります。

毎年繰り返されているこの水道凍結問題ですが、「まさか自分が」という入居者がほぼ100%です。そのシーズンに苦労したとしても、次のシーズンにはすっかり忘れてしまう方や凍結しやすい木造住宅に移り住んだ方など、毎年この問題は絶えることはありません。

凍結解氷と同時に懸念すべきポイントは、漏水による建物全体への被害です。居室だけではなく共用部までもが浸水するため、被害範囲が広大になることもしばしば確認されています。躯体への影響も少なからず発生し、それ以上に住民感情の悪化も懸念される上にその全ての負の感情が管理会社に寄せられるために一筋縄ではいきません。

「凍結の件数が増えれば増えるほど、人々の感情が高まって熱くなる」という印象で、その熱量でお部屋にいらっしゃれば氷も融けるのではないでしょうか…と小粋なジョークを挟みたいところではありますが、更なる状況悪化に繋がることが間違いないので控えておくとします。

そうやって解氷処理を進めていき、2月の終わりころには何事もなかったかのように凍結一過は落ち着きを取り戻します。また、入退去が最高潮に達するときなので、いよいよ完全にリーシングに集中する運びとなります。

凍結の現場

 現在進行形ではありますが、今年も例年通りあまり日常では目にすることのない現場が多数発生しています。それらの写真をまとめてみました。

 

予防と対策

このように、本格的な寒波は北国特有の凍結問題を加速させました。時間外対応を行う「リペアサービス」の速報は毎日のように配信され、凍結・漏水の多さに新規の対応がストップするなど、現場の状況は常に変化していて管理会社の電話は鳴りやむことはありません。

 昨年からの入居者のLINE登録はほぼ100%となりました

昨年が14件の水道凍結に関する問い合わせに対して、2月5日段階で35件(昨対250%上昇)といかに今年の寒波が建物への影響を及ぼしているか分かります。

弊社では既に寒波に関してはある程度予見をしており、毎年訪れるこのシーズンに向けて常にアップデートを実施していました。件数は上昇したものの、予測よりも入電数はかなり低い数値だったためにこの程度の入電で収まったのは準備の賜物と言えます。

今年もまだ冬は続きますが、春先の雰囲気が漂ってくる2月下旬まであとわずか。厳しい寒さだけではなく、ガスや灯油、電気の高騰など建物運営に様々な影響を及ぼす事柄が多い昨今ですが運営のPDCAをしっかり回して良いサービスに繋げていきます。

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