SPECIAL TOPICS
空知を超えて、いよいよ上川へ。富良野での不動産管理が始まりました。
ちょっと遠いけど、いざ富良野。
昨年末に岩見沢店を出店し、岩見沢でのお取引きも少しずつ増えてきました。色々と調査したいこともあったので、大がかりなプロモーションもしていないためにまだまだ知名度は低いものの、それでも様々ご紹介にてご依頼いただけることに改めて皆様に感謝している次第です。
さて、そんな中で私達のビジネスパートナーMASATOから連絡がありました。
「富良野、管理やりません?」
やります富良野
やや申し訳なさそうなトーンで掛かってきた電話ですが、事情を聞けば任せられる不動産会社がいなくて困っているとのこと。少しだけ考えましたが、ほぼ即答で受託することとなりました。我々のモットーは、北海道で一番の「問題解決型の不動産会社」になる、ですから。
あくまでも初めての地域なので、多少のことは目をつぶってねということと本当に難しかったらごめんね、という二つの予防線を軽く張ってから分析がスタートしました。
目標と問題点
管理受託にあたって、いくつかの課題解決が必要でした。
- リーシング
- 工事担当業者の確保
- 法定点検
- 緊急対応
遠方地の管理のため、我々が気軽に現地に行くことができません。そのため、それぞれのパートでのリレーションが必要不可欠でした。
幸いなことに普段よりお取引いただいている札幌の修繕チームや防災チームの協力、それに加えて現地で対応いただける方々の力添えもあり、思いのほかスムーズに管理チームの組成が完了しました。加えてリーシングも地元業者の助力もあり、まずは事業を開始できる形となり早速管理開始です。
満室運営は目標の一つではありますが、何せ設備も内装もまだまだ満足いくレベルではない状況です。そもそも札幌や岩見沢での満足と富良野での満足レベルは分析を進めていくにあたって、やや異なるような気もしました。そのため、ひとまずは大きく中身に手を加える形ではなく、複数空室がある中のコンディションが良さげな部屋を市場に公開し、どのようなリアクションがあるかを現在調査している最中です。
最終的な目標は、このエリアの物件の賃料や内装コンディション、サービスの最適解を見出して不動産運営の適切な支出コントロールを行い、資産の最大化を図ることです。そのためには、少なくとも1年近く運営しながら四季の変化を把握して、人流や反響数の変遷、入居者からのリクエストを聞く必要があります。
サービス提供地域の拡大と、サービス品質の維持を両立させる
札幌から富良野は100km以上離れているため、決して気軽に毎日行ける距離ではありません。ただ、現地と協力会社の協力によって我々の管理業務の品質は高められると考えています。
全国の不動産会社とコミュニケーションしたとき、半径〇〇kmと限定しないとサービス品質が低下するから管理の範囲を広げるべきではない、というお声もいただきました。しかしながら、北海道という土地柄、広範囲で管理する術を常に考える必要があると考えています。元々埼玉県出身である私は北海道の魅力を肌で感じ、この大地の魅力をより多くの方々へ広げていくことが不動産管理の使命だとも感じております。
パートナーと共に、広範囲をカバーする不動産管理会社として研鑽を重ねます。